皆様こんにちは^^
本日は、現在着工中のI様邸の様子をお伝えします♬
家を支える土台部分
『基礎』工事の様子です。
本日は基礎工事の流れをご紹介させて頂きます。
①水盛り遣り方
基礎の根切りの深さと
基礎の高さを決めるために
レーザーレベルを使用して正確な位置を割り出します。
②根切り
基礎の形状に合わせて建物を建てる
一番低い位置まで重機をつかって地面を掘り返します。
③砕石敷、転圧
砕石と呼ばれる細かく砕いた石を
敷地全体に敷き、ローラーという重機で地面を
丁寧に転圧し地面を固め層を造ります。
地面からの湿気が建物(床下)に
上がってこないように、砕石を転圧した
地面の上に防湿シートを敷きます。
↓↓↓ココ大事です!
④捨てコンクリート
基礎はコンクリートの型枠の安定と
正確性を確保するために
土台となるコンクリートを打設します。
③で敷いた防湿シートを
固定し密封する役割も担っています。
↑↑↑ 防湿ビニルシートジョイント部分
※写真では大変分かりずらいですが、^^;
ビニルテープにて
ビニルシートのジョイント部分を
しっかりテープ張りしてます♪
防湿ビニルシートを張り
翌日、現場へ向かうとしっかり地盤面の湿気が
シート表面で防がれているのが分かります。
次の工程は
⑤基礎配筋
基礎の鉄筋を組む工程です。
墨出しをしたところへ順番に鉄筋を並べて基礎の鉄筋を組み立てます。
鉄筋は使用箇所により太さが異なり、外周などの距離のある部分では
【重ね継手】をして強度を出したり、錆による腐食がおきにくいよう
鉄筋端末部に錆止め剤を塗布したりスペーサー等使い地面から
6センチほど離して施工するなど各所に工夫をしながら施工します。
基礎配筋の作業後は型枠を組み
第三者機関による基礎配筋検査を受けます。
鉄筋の太さや継ぎ手、間隔や地面からの距離、寸法などの
チェックを受けすべての検査項目をクリアしなければ
次の工程には進めませんので、
検査合格となればコンクリートを打設(流し
固まれば)養生期間を経て型枠を外し、清掃後基礎の完成となります。
コンクリートを打設(流し込む)際には
強度を上げるために振動バイブレーター等で
気泡をなくしコテを使い表面をならしていきます。
ホールダウン用のアンカーボルトも構造計算で位置が決まっているので
基礎と土台がしっかりと繋がるように配置していきます^^
たくさんの工程がありますが、家を支える大切な基礎工事。
すべて丁寧に行っていきますので
仕上がりはとても美しく職人さんの手仕事に
いつも見惚れてしまいます♪
基礎工事が完了すれば土台をしいて、いざ棟上げです!
次回はI様邸の棟上げの様子をお伝えします^^
リビングや水廻りもゆとりのある広々設計の
I様邸☆完成がとても楽しみです(^^♪
ではまた♬