注文住宅を計画するときにまず悩むのが、平屋にするか2階建てにするかですよね(^^)。
福岡で家づくりを検討中の方も、土地や家族構成に合わせてどちらがベストか迷うことと思います。
ここでは平屋と2階建てそれぞれのメリット・デメリットを比較し、福岡の気候や子育て環境に照らして最適な家のカタチを考えてみましょう。
平屋のメリット・デメリット
平屋はワンフロアで生活が完結するスタイルです。
その一番のメリットは生活動線が短く、移動がラクなこと。階段がないため小さなお子様やご高齢の方でも安心して暮らせますし、家族が同じフロアで顔を合わせやすくコミュニケーションが取りやすい点も魅力です。
また建物の重心が低く構造的に安定しているため、地震時の揺れが小さく抑えられる傾向があります。福岡は比較的地震リスクは低めですが、それでも万一の災害時に安心感がありますね。
一方平屋のデメリットは、広い土地が必要になることです。
延べ床面積を確保しようとするとそのまま建物の (建物が土地に占める面積) も大きくなるため、都市部では十分な敷地を用意するのが難しいケースもあります。
また基礎や屋根の面積が大きくなるぶん建築コストも割高で、同じ延床面積なら平屋の方が2階建てよりも1割程度費用が高くなる傾向があります。
さらに窓が地上に多くなるため防犯面で注意が必要で、通行人の視線対策なども工夫しなければなりません。風通しについても、住宅街では周囲の建物に囲まれていると換気が十分できないこともある点に注意です。
2階建てのメリット・デメリット
2階建て住宅の最大のメリットは、敷地を有効活用できることです。
小さな土地でも上下に空間を増やせるため、同じ広さの土地でも平屋より多くの部屋数・延床面積を確保できます。特に福岡市内など土地が限られるエリアでは2階建ての方が現実的かもしれません。また家族それぞれの個室を用意しやすく、プライバシーを確保しやすい点も魅力です。
1階はリビング中心で賑やかな空間、2階は寝室や子ども部屋で静かな空間、とフロアごとに用途を分けることで生活にメリハリが生まれますね♪さらに建築コスト面でも平屋より抑えやすい傾向があります。基礎と屋根の面積が小さくて済む分、同じ規模なら平屋より経済的でコストパフォーマンスが良いとされています。
デメリットとしては階段の上り下りが発生するため、日々の移動がやや負担になることです。
小さなお子さんがいるご家庭では階段での転落事故に注意が必要ですし、将来的に足腰が弱くなった際にも問題になりえます。また大型の家具や家電を2階に運ぶ手間も考慮しましょう。
防犯面では2階建ての方が不審者の侵入を防ぎやすいメリットがありますが、その反面もし浸水などの災害時には2階に逃げられるという利点もあります。
福岡は台風や大雨による浸水のリスクもあるため、ハザードエリアに建てる場合は2階がある安心感は大きいでしょう。
福岡で平屋・2階建てを選ぶポイント
福岡で家の形態を選ぶ際には、家族構成やライフスタイル、土地事情を総合的に考えることが大切です。
例えば小さなお子さんがいて将来親世代との同居も考えるなら、バリアフリーで移動しやすい平屋は魅力的です。実際、「ずっと長く安心して住める家」として平屋は根強い人気があります。
一方で、都市近郊で通勤や通学の利便性を優先したい場合や、ある程度部屋数が必要な場合は2階建てが現実的です。特に子育て世帯では「子ども部屋は2階にしてリビングとメリハリをつける」「夫婦の寝室は静かな2階に」など、2階建ての利点を活かした間取りも多く採用されています。
福岡の気候風土にも目を向けてみましょう。
年間を通じて温暖な福岡ですが、夏の暑さは厳しく台風も時々来ます。平屋は屋根面積が広いため日射を受けやすい反面、最近の高気密高断熱住宅なら断熱性能でカバーできますし、屋根に太陽光パネルを載せて発電に活かすといった工夫も可能です。
一方2階建ては高い位置に窓がある分、風通しや採光が得られやすく夏場の通風を取り込みやすい利点があります◎また耐震性に関しては、現在の新築住宅は平屋・2階建ていずれでも耐震等級3相当まで十分可能です。栗原建設では平屋でも2階建てでも地震に強い頑丈な構造を実現できますので安心してくださいね!
まとめ
平屋と2階建て、それぞれに魅力があり正解はご家族次第です。
福岡で子育てをするなら、生活のしやすさと将来の暮らしやすさをイメージして選びましょう。
平屋のゆったり感も捨てがたいですが、2階建ての有効活用も魅力的です。
迷ったとき是非一度相談ご相談ください。プロの目線で土地探しから間取り提案いたしますので、きっと納得のいく家づくりが見つかりますよ♬