家を建てようと思ったとき、「工務店に頼むか、ハウスメーカーに頼むか」で悩む方は多いです。福岡でも、大手住宅メーカーのモデルハウスが並ぶ展示場は賑わっていますし、一方で地元の工務店にも根強いファンがいます。それぞれにメリット・デメリットがありますが、「安心して任せられる」のはどちらなのでしょうか?今回は地元密着の工務店と大手ハウスメーカーをいくつかの観点で比較し、どんな違いがあるか整理してみましょう(^^)♪
比較① 価格面の違い
まず気になる建築コストです。一般によく言われるのは「ハウスメーカーは高い、工務店は安い」という話。確かに大手メーカーは広告や展示場、人件費などコストがかかっているイメージがありますよね。
しかし大手も大量生産のスケールメリットでコストダウンを図っているため、一概に「工務店=安い」とも言い切れません。とはいえ工務店は大規模な宣伝広告費や中間マージンが少ない分、原価に近い価格で建てられる傾向があるのも事実です。地元工務店では社長自ら営業を兼任したり、小規模な組織で無駄を省いているため、そのぶんお客様に還元できるコスパの良さがあります。
一方ハウスメーカーはモデルハウス維持や営業網など経費が掛かりますが、その分標準化された部材や工法で安定した品質を実現しています。ローコスト系のメーカーもあり、価格帯はピンキリなので、複数社の見積もりを取って比較することが大切です。いずれにせよ、ご予算に合わせて無理のない範囲で選びましょう。
比較② 自由度と提案力
間取りやデザインの自由度は、工務店とハウスメーカーで結構差が出るポイントです。大手メーカーの場合、あらかじめ用意されたプランや仕様から組み合わせていくことが多く、注文住宅といっても設計の自由度はやや低めです(完全注文のプランもありますが割高になるケースも)。
一方、地元工務店はゼロからプランニングしてくれるところがほとんどで、施主のこだわりや変形敷地への対応など柔軟に応えてくれるのが魅力です。例えば狭小地や変形地でも工務店なら工夫して希望の家を収めてくれることが多いですし、使用する建材・設備も「施主支給」で好きなメーカー品を入れるなど融通が利きやすいでしょう。
デザイン面でも、ハウスメーカーはブランドごとの統一感あるスタイルが強みですが、工務店は世界に一つだけのオリジナルデザインを追求できます。「和モダンにしたい」「輸入住宅風にしたい」など独自のテイストがある場合、設計事務所的な提案力を持つ工務店は頼もしい存在です。
栗原建設でも自社設計士が施主様の要望をじっくりヒアリングし、国産木材の質感を活かした温もりあるデザインから、モダンでスタイリッシュなデザインまで柔軟に対応していますよ。
比較③ 施工品質と技術
家の施工品質については、大手も工務店もピンからキリまで様々です。大手ハウスメーカーは独自の工法や品質管理マニュアルが整っており、全国どこでも一定水準の家づくりが行われる安心感があります。工場生産のユニットを組み立てるメーカーもあり、ムラの少ない施工が期待できます。耐震実験などの研究データが豊富なのも大手の強みですね。ただ実際の現場施工は下請けの職人さんだったりするので、最終的には「誰が建てるか」が重要だったりもします。
その点、地元工務店の場合は自社大工・職人による施工や、長年付き合いのある熟練工のチームで建てることが多く、職人技術が光る家づくりが持ち味です。特に栗原建設のように大工集団を自社で抱えている会社では、施工の隅々まで目が行き届きますし、難易度の高い納まりにも柔軟に対応できます。構造躯体に国産の檜や杉を使い、耐震等級3相当の堅牢な構造を実現する技術力も地元工務店ならではの強みでしょう。「木のことを知り尽くした大工さんに建ててもらいたい」という方には工務店がおすすめです。
比較④ アフターサービスと保証
家を建てた後のサポートも安心面では重要です。大手メーカーは長期保証制度(最長30年~60年保証など)や定期点検サービスが充実しているところが多いです。24時間コールセンター対応など、大企業ならではの体制は心強いですね。ただし保証延長には有償メンテナンス工事が条件になる場合もありますので、契約時に確認しましょう。
地元工務店も負けてはいません。距離が近い分、何かあればすぐ駆け付けてくれるフットワークの軽さがあります。顔見知りのスタッフがずっと担当してくれるため、相談しやすいという声も多いです。「困ったときに呼べる家づくりのパートナーがいる」というのは安心感に直結しますよね。
栗原建設でもお引渡し後は定期点検はもちろん、OB施主様からの連絡には素早く対応し、地元でずっとサポートしていく体制を整えています。保証内容としては10年の瑕疵保証に加え、長期優良住宅認定による減税サポートなども行っています。
比較⑤ 打ち合わせのしやすさ
注文住宅では打ち合わせの回数も多くなります。ハウスメーカーの場合、営業・設計・インテリアコーディネーターなど担当分野ごとにスタッフが分かれているため、専門的な提案を受けられる反面、部署間の伝達に時間がかかったりすることもあります。契約までは丁寧でも、契約後は現場監督に引き継がれて「あれ、最初の話と違う?」なんて声も耳にします。
工務店は社長以下スタッフが少人数なので、常に顔を合わせて相談できるアットホームさがあります。設計担当と現場監督が同席して打ち合わせすることも多く、その場で施工的な可否の判断がついたり柔軟です。また打合せ日時や場所も融通が利きやすく、夜間や土日対応も親身にしてくれるケースが多いです。小さなお子さん連れでも実家のように迎えてくれる工務店もありますよ(^^)。そうした付き合いやすさも、ストレスなく家づくりを進める上で大切なポイントでしょう。
どっちが安心?結論
結局のところ、「工務店 vs ハウスメーカー、どちらが安心か」の答えはお客様の価値観によります。大手ハウスメーカーのネームバリューや組織力に安心を感じる方もいれば、地元工務店の人柄や柔軟さに安心を感じる方もいます。性能・保証・価格・デザインなど優先順位は人それぞれです。
福岡で家づくりをするなら、ぜひ両者の話を聞いてみて比較検討することをおすすめします。展示場で大手の最新モデルハウスを見学し、同時に地元工務店の完成見学会や施工現場も見てみると違いがよく分かりますよ。地元工務店はコスパが良く余計な費用の心配が少ないですし、プランの自由度や施工の融通が利くので、唯一無二のこだわりの家を建てたい方にはピッタリです。
一方、ハウスメーカーは安定した品質管理や全国対応の長期保証など、規模の大きさゆえの安心感があります。どちらを選んでも、最終的には「担当者との信頼関係」が安心のカギになりますので、人柄や対応も含めて比較してみてください。
まとめ
大事なのは、自分たち家族が「ここなら任せられる!」と思えるパートナーを見つけることです。福岡には素敵な工務店も大手支店もたくさんありますから、ぜひ色々話を聞いてみましょう。栗原建設のような地元密着の工務店も、いつでもご相談をお待ちしていますよ(^^)♪あなたにとって安心の家づくりが叶いますように!