福岡県内でマイホームを建てるなら、どのエリアに住むかも悩みどころですよね。福岡市を中心に、人気のエリアとその住みやすさの特徴をいくつかご紹介します。
都心エリア(博多・天神周辺)
福岡の玄関口である博多駅周辺は、交通アクセス抜群で商業施設も充実した大人気エリアです。一方、天神は九州随一の繁華街でショッピングやグルメを満喫でき、薬院は天神に隣接しつつ落ち着いた住宅街で、都心にもエリアごとの個性があります。
いずれも利便性は抜群ですが、その分地価や住宅価格は高めで戸建て用地は少なくマンション中心。車を使わず公共交通メインで生活したい方に向いています。
西新・百道エリア(福岡市早良区)
福岡市西部の西新(にしじん)地区は、昔ながらの商店街があり、文教地区としても知られています。地下鉄で天神や博多に一本で行ける利便性と、下町情緒が魅力です。
百道(ももち)エリアはシーサイドももちとも呼ばれる海浜地区で、福岡タワーや大型公園があり、景観も良くファミリーに人気です。区画整理された新しい街並みで、教育環境も整っています。ただ、海沿いなので台風時の塩害対策や風の強さには留意が必要です。
自然が魅力のエリア(糸島市・太宰府市など)
都会の近くで自然を満喫したい方には、糸島市や太宰府市も人気です。
糸島市は福岡市の西隣に位置し、美しい海岸や山々に囲まれたスローライフな環境が魅力。おしゃれなカフェが点在し、移住者コミュニティも増えています。ただし市内中心部への通勤には車で約1時間かかります。
太宰府市は歴史ある太宰府天満宮で有名で、豊かな緑と落ち着いた街並みが魅力です。文化的な環境で子育てしたい家族に人気ですが、こちらも中心部への通勤には電車で約30分かかります。
それぞれのエリアで「便利さ」「環境の良さ」「土地価格」など特徴が異なります。
福岡はコンパクトで暮らしやすい都市と言われますが、自分たちのライフスタイルに合った場所を選ぶことが大切です。現地を歩いてみたり、その地域に住む人の話を聞いたりして、納得のいくエリアで家づくりを検討してくださいね。