せっかくのマイホームづくり、できればスムーズに進めたいものですが、実際には様々なトラブルが起こり得ます。契約や施工中に「しまった!」と後悔しないためにも、よくあるトラブル事例とその回避策を知っておきましょう(^^;;)。ここでは注文住宅の現場で起こりがちなトラブルのケースと、その予防法・対処法を紹介します。福岡で実績豊富な栗原建設としても、未然防止のコツをしっかりお伝えしますね。
よくあるトラブル事例
1. 工期の遅延
「完成予定がどんどん延びて引き渡しが遅れた」というケースです。引っ越しや仮住まいの予定に影響し、家賃など余計な出費が発生することも…。原因は天候不良や職人不足、追加工事の発生など様々ですが、施主にとっては大きなストレスですよね。
2. 仕上がりがイメージと違う
契約前に想像していたものと実際の建物が違った、という声も聞きます。「こんなはずじゃなかった!」とならないよう注意が必要です。色味や広さ、設備仕様など、図面やサンプルだけでは伝わりにくい部分で起こりがちです。
3. コミュニケーション不足
施工業者や担当者との打ち合わせが十分でなく、認識違いや伝達ミスが発生するケースです。要望が現場に伝わっておらず施工ミスにつながったり、逆に業者からの連絡不足で施主が不安になってしまったり。特に大手では担当者が途中で異動してしまい話が引き継がれていない…なんて事例もあります。
4. 追加費用の発生
「当初の見積もりより最終支払額が大幅に増えた」というのはよく聞く話です。契約後にオプション追加を繰り返したり、地盤改良や水道引込工事など見落としていた費用が発生して予算オーバーになるパターンですね。注文住宅では起こりがちですが、計画時の油断は禁物です。
5. 近隣トラブル
工事中の騒音・振動や工事車両の出入りで近隣住民とトラブルになるケースです。挨拶不足やマナー違反が原因で関係が悪化すると、せっかく完成しても住みづらくなってしまいます。
6. アフター対応が悪い
建てた後で不具合が見つかったのに、施工会社の対応が遅い・悪いといった事例です。保証期間内なのに補修に来てくれない、連絡がつきにくい等、困ってしまいますよね。
以上のような事例が報告されています。他にも「契約後に担当者の態度が変わった」「設備の不具合が引渡し後に見つかった」など様々なケースがありますが、大切なのは事前に備えることです。では次に、それぞれの回避策を見ていきましょう!
トラブルを避けるための回避方法
1. 打ち合わせを密に&記録を残す
コミュニケーション不足を防ぐには、疑問や不安は遠慮なく質問して解消することが重要です。打ち合わせ内容は議事録やメールで記録に残すようにしましょう。そうすれば「言った言わない」のトラブルを防げますし、担当者が変わっても引き継ぎ資料になります。地元密着の工務店なら顔の見える関係で対応してくれるので安心ですが、それでも書面で残す習慣は大事です。
2. 図面・仕様の入念なチェック
契約前にプラン図や仕様書を細部まで確認しましょう。寸法や配置、コンセント位置から設備グレードまで、「ここまでやるか」というくらいチェックするのがコツです。モデルハウスを見学したり実例写真を見せてもらったりして、完成後のイメージを具体的に持つことも有効です。
「長期優良住宅」で提出される詳しい設計図や構造計算書なども、工務店にお願いすれば説明してもらえます。栗原建設では自社大工と設計担当が綿密に打ち合わせを行い、図面段階でお客様としっかりイメージを共有するよう努めています◎。
3. 信頼できる施工会社を選ぶ
一番の根本策はここに尽きます(^^)。実績があり誠実に対応してくれる工務店を選ぶことで、多くのトラブルは避けられます。地元福岡で長年施工している会社や、口コミで評判の良い会社をリサーチしましょう。
自社大工を抱えている工務店なら施工品質も安定しやすいですし、国産木材など素材にこだわっているところは家づくりへの姿勢が真摯だと言えます。契約前に完成見学会やOB施主の声を聞く機会があれば積極的に参加し、その会社の雰囲気を掴んでおくと良いですね。
4. 見積もり範囲を明確に
予算オーバー防止には、初期の見積もりで工事内容・範囲を明確にしておくことが重要です。建物本体以外に必要な工事(地盤改良費、外構工事費、照明カーテン費用 etc.)が漏れていないか確認しましょう。
「後からこれは追加でした」なんてことにならないよう、契約前に疑問点は洗い出して潰しておきます。契約後の変更は極力避け、どうしても追加する場合はその場で追加費用と工期影響を確認する習慣を!
5. 現場に足を運ぶ&近隣対応
建築中もときどき現場を見に行くことをおすすめします。進捗状況を把握できますし、何より施工担当者とのコミュニケーションになってミスの早期発見につながります。
また着工前には近隣へ挨拶回りをし、工事の日程や連絡先を書いた挨拶状を配布しておきましょう。栗原建設でも着工時にはスタッフが近隣挨拶に伺い、ご理解と協力をお願いしています。こうした配慮でご近所との良好な関係を築き、気持ちよく工事を進めたいですね。
6. アフターサービスの確認
契約前に保証内容やアフター体制についてもしっかり確認しておきましょう。10年保証(瑕疵担保責任保険)は法律で義務付けられていますが、プラスで独自の長期保証制度があるか、定期点検は何年ごとか、など比較ポイントです。
地元工務店はフットワーク軽く対応してくれる利点があります。栗原建設でもお引き渡し後の定期点検やメンテナンス対応に力を入れており、「何かあればすぐ駆けつける」姿勢でお客様との信頼関係を築いています。
トラブルが起きてしまったら…
それでも万一トラブルが発生してしまったら、まずは落ち着いて施工会社と話し合いましょう。誠実な会社であれば真摯に対応策を検討してくれるはずです。それでも解決が難しい場合、第三者機関に相談する手もあります。住宅相談センターや消費生活センターなど、公的な相談窓口でアドバイスをもらえますよ。
まとめ
家づくりは人生の一大イベントだけに、不安もつきもの。でも事前に準備と確認をしっかり行えば、大半のトラブルは防げます。福岡で注文住宅を計画中の皆さんも、今回ご紹介したポイントを押さえて信頼できるパートナーと家づくりを進めてくださいね。何かわからないことがあれば、遠慮なく私たち工務店に相談してください(^^)。安心して楽しい家づくりを実現しましょう!